総務省が10日発表した2021年度の家計調査によると、2人以上世帯の1世帯当たりの月平均消費支出は28万935円で、物価変動を除いた実質で前年度比1.6%の増加だった。プラスは4年ぶりで、増加率は同じ1.6%だった12年度以来9年ぶりの水準。新型コロナウイルス感染拡大により4.9%の大幅減だった20年度からの反動で、外食や旅行を中心に持ち直した。

 同時に公表した3月の消費支出は前年同月比2.3%減の30万7261円で3カ月ぶりの減少。新型コロナの影響が続いたほか、ロシアのウクライナ侵攻による物価高を受け、支出を抑える世帯が多かったとみられる。