財務省は27日、日本の政府や企業、個人投資家が海外に持つ資産から負債を差し引いた対外純資産残高が、2021年末時点で20年末比15.8%増の411兆1841億円だったと発表した。初めて節目の400兆円を超え、2年ぶりに過去最高を更新した。外国為替相場が円安に推移し、外貨建て資産の円評価額が増加したことが響いた。

 鈴木俊一財務相が閣議で報告した。対外資産の残高は9.2%増の1249兆8789億円と13年連続で増加。対外負債残高は6.2%増の838兆6948億円と3年連続で増えた。対外資産と対外負債はともに過去最大だった。