世界的なインフレが深刻化し、新興国が相次いで利上げを行っている。大幅な利上げを継続する米国への資金流出を防ぐ狙いもある。一方、ロシアは2月のウクライナ侵攻直後、欧米の経済制裁に対応するため大幅利上げに踏み切ったが、影響が和らいだ後は景気刺激を狙って利下げに転じる独自の政策を展開する。

 ブラジルは5月4日に政策金利を1%引き上げ12.75%にした。インドもこの日、政策金利を0.4%引き上げ、4.4%に。マレーシア(11日)と韓国(26日)はいずれも0.25%引き上げてそれぞれ2.0%、1.75%とした。