財務省が16日発表した5月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は2兆3847億円の赤字だった。赤字は10カ月連続で、2014年1月の2兆7951億円に次ぎ単月として過去2番目の大きさだった。原油高や円安進行が響き、輸入は前年同月比48.9%増の9兆6367億円と3カ月連続で過去最大を更新。輸出を大きく上回った。

 外国為替市場では日米金利差の拡大で円安ドル高が進み、輸入品の価格が押し上げられている。原油など資源価格もウクライナ情勢の悪化を背景に高止まりし、貿易赤字は今後も続く公算が大きい。

 輸出額は15.8%増だった。