【北京共同】中国人民銀行(中央銀行)は20日、金融機関の貸出金利の目安で、事実上の政策金利である「ローンプライムレート(貸出基礎金利、LPR)」の1年物を3.70%に据え置いた。据え置きは5カ月連続。新型コロナウイルス感染拡大の影響から経済がやや改善の兆しを見せており、追加の金融緩和には踏み込まなかった。

 ウクライナ危機で国際的な原材料価格が高騰し、インフレ懸念がくすぶることも判断に影響したとみられる。住宅金利の目安となる5年物も4.45%を維持した。

 LPRは、引き下げれば資金繰りが悪化した中小企業への融資を促す効果がある。