三井物産と三菱商事は2日発表した2022年4〜6月期連結決算で、両社が参画するロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の投資価値を引き下げた。減少額は三井物産が1366億円、三菱商事が811億円で計2177億円。「サハリン2」の運営を支配下に置くとしたロシア大統領令で事業の不確実性が一段と高まったため。

 両社が採用する国際会計基準(IFRS)では投資価値の引き下げにより純資産は減少するが、損益には影響しない。6月末時点のサハリン2の投資残高は三井物産が902億円、三菱商事が622億円となった。