日野自動車は3日、ロシアでの現地生産計画を取りやめたと明らかにした。建設中の組立工場は完成後、売却する方針。2020年半ばからの稼働を予定していたが、遅れていた。事業環境の変化を踏まえ、海外事業を再検討した結果と説明している。ロシアのウクライナ侵攻や、日野自のエンジン不正問題とは関係ないとしている。

 モスクワ州ヒムキ市に建設していた工場の建屋は完成し、電気設備などの準備を終えていなかった。日本から部品を輸出して、年間2千台程度の車両を組み立てる計画だった。投資額は約20億円を予定していた。