中国電力は13日、2023年3月期連結決算の純損益が、燃料などの価格高騰の影響で1390億円の赤字となる見通しだと発表した。過去最大の赤字幅となる。広島市で記者会見した滝本夏彦社長は「企業努力で対応できる限界を大きく超えている」として、個人、法人を問わず全ての電気料金の値上げを検討する方針を明らかにした。 

 22年3月期の純損益は397億円と過去最大の赤字だった。赤字は2期連続となる見込み。燃料や電力の調達価格の急激な上昇に加え、燃料費調整制度による価格転嫁が上限に達したため前期よりも赤字が拡大する。配当は1951年の設立以来初の「無配」となる見通しだ。