SMBC日興証券と親会社の三井住友フィナンシャルグループ(FG)は4日、日興が起こした相場操縦事件の経営責任を明確にするため、日興の近藤雄一郎社長(59)は6カ月間無給、FGの太田純社長(64)は6カ月間、月額報酬を30%減額する処分を発表した。近藤氏は東京都内で開いた記者会見で「再建に道筋をつけたところで身を引いて、けじめをつけたい」と述べ、無給期間が終わった後に時機を見て退任すると明らかにした。太田氏は「重く受け止めている。大変申し訳ない」と謝罪した。

 会見では処分の理由や金融庁に提出した改善報告書の内容も説明した。