経済産業省が中小企業の賃上げを促す支援策として、22年度第2次補正予算案に計1兆1190億円を計上することが4日分かった。賃上げを条件とした補助金の拡充、コロナ禍が続く中小企業の資金繰りに活用する。

 補助金拡充では、新分野への展開や業態転換などを後押しする事業に5800億円、新商品開発に向けた設備投資やIT化を支援する事業に2千億円を、それぞれ充てる。賃上げを条件に補助率を高くするなどの優遇策を設ける。

 資金繰り支援は財務省の計上分212億円も含め2981億円とした。「ゼロゼロ融資」の返済本格化に備え、期間の長い融資に借り換える際の融資保証を支援する。