【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は4日公表した金融安定報告で、予想を上回る物価上昇となった場合について「金利が現在の水準を超えて上昇し、米国の経済活動が大幅に減速する可能性がある」と警告した。

 報告は「インフレ率は受け入れがたいほど高く、ほかの国でも上昇している」と指摘。各国の中央銀行が利上げしているとした上で「世界的なインフレと金利の上昇は、今年に入ってから世界経済の大きな足かせとなっている」と分析した。

 利上げや経済の減速が「家計や企業の債務返済能力を低下させ、破産などの増加につながるだろう」との見方も示した。