ビール大手3社の2022年1〜9月期連結決算が10日、出そろった。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ飲食店向けの需要が回復し、海外事業も好調で、3社とも増収だった。アサヒグループホールディングス(HD)は売上高に当たる売上収益が11年の持ち株会社移行後として過去最高だった。純利益はキリンホールディングスが前年同期に比べ増加、アサヒとサッポロホールディングスは減少した。

 アサヒの売上収益は前年同期比14.2%増の1兆8499億円。飲食店向けに加え家庭用の缶商品も堅調で、欧州やオセアニアでの酒類販売も拡大した。ただ純利益は8.1%減の1144億円となった。