内閣府が15日発表した2022年7〜9月期の実質国内総生産(GDP)速報値は前期比年率で1.2%減少し、4四半期ぶりのマイナス成長に転落、景気の失速が鮮明になった。資源高に伴う海外への所得流出は年換算で約19兆7千億円と過去最大に膨らんだ。新型コロナ感染再拡大や世界的インフレ、それに伴う海外経済の落ち込みが今後の懸念材料で、厳しい経済情勢が当面続く見通しだ。

 コロナ感染者数が減って実質GDPが前期比年率4.6%の高い伸びとなった4〜6月期から一転し、7〜9月期は大きく下振れした。電気やガス、食料品の値上がりが響き、個人消費は前期比0.3%増と伸び悩んだ。