低所得国を支援する世界銀行の西尾昭彦副総裁(63)は17日、各国政府は途上国の債務を減免する仕組みづくりを加速させたり、新たに無償資金を供与したりすべきだとの考えを述べた。米欧が進める利上げで途上国の負担が増加しているとの認識を示した。東京都内で共同通信のインタビューに答えた。

 西尾氏は「途上国の債務はかなりの部分が変動金利だ」と指摘し、世界的な利上げの進行が「大きな重荷になっている」と述べた。ドル高が進むことで、途上国のドル建て債務の負担が重くなると懸念を示した。