【北京共同】ホンダは28日、中国の湖北省武漢市にある自動車工場の稼働を停止したと明らかにした。新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出制限により工場の従業員が出社できなくなった。

 停止したのは現地合弁の「東風本田汽車」の工場で、スポーツタイプ多目的車(SUV)などを手がけている。29日以降の操業については検討中としている。

 ホンダは、芝刈り機向けのエンジンなどを生産している重慶市の工場も12月2日まで停止すると決めた。今月10日から操業を停止しているという。