日本ハムは10日、井川伸久副社長(61)が4月1日付で社長に昇格する人事を発表した。畑佳秀社長(64)は6月の定時株主総会で取締役も退任し、相談役に就任する予定。社長交代は5年ぶり。同社は「経営体制の一層の強化を図るため」と理由を説明している。
空席の会長職には木藤哲大副社長(62)が就任する。井川氏は営業畑出身で、外食や食品加工メーカー向けのハム・ソーセージ販売などに長年携わってきた。3月17日付で、プロ野球日本ハムのオーナーにも就任する予定だ。
井川 伸久氏 関西大卒。85年日本ハム。取締役専務執行役員などを経て21年4月から副社長。大阪府出身。