11日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=132円台前半で取引された。
午後5時現在は前日比19銭円安ドル高の1ドル=132円41〜43銭。ユーロは40銭円安ユーロ高の1ユーロ=142円29〜33銭。
日米の金利差が拡大するとの見方から、円売りドル買いがやや優勢となった。ただ日銀が再び金融緩和策を修正することへの警戒感も根強かった。
12日には米消費者物価指数が発表される。市場では「注目度の高い経済指標であり、内容を見極めるまでは積極的な売買はしづらい状況だ」(外為ブローカー)との声が聞かれた。