13日午前の東京株式市場の日経平均株価は反落し、前日終値からの下げ幅が一時300円を超えた。外国為替市場で円高ドル安が進行したことで企業業績が悪化するとの懸念が強まった。前日までの5営業日で計700円超上昇した反動で、当面の利益を確定する売りも出た。

 午前終値は前日終値比306円41銭安の2万6143円41銭。TOPIXは3.03ポイント安の1905.15。

 外国為替市場では米FRBによる利上げ幅の縮小を見込んだドル売り円買いが広がった。東京株式市場では円高による打撃が懸念される自動車や精密機器株の下げが目立った。