週明け16日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=127円台前半で取引され、一時、昨年5月下旬以来、約7カ月半ぶりの円高ドル安水準を付けた。
正午現在は前週末比1円01銭円高ドル安の1ドル=127円36〜37銭。ユーロは86銭円高ユーロ安の1ユーロ=138円40〜43銭。
日銀が大規模な金融緩和策の修正に踏み出すとの思惑から円が買われドルが売られた前週末の流れを引き継いだ。16日の国債市場で、長期金利は日銀が金融政策運営の上限とする水準を2営業日連続で突破した。日米金利差の縮小見通しから円買いが進んだ。