週明け16日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。日銀が大規模な金融緩和政策を見直すとの思惑が広がったことを背景に外国為替市場で円高ドル安が進行し、輸出企業を中心に業績が悪化するとの懸念から売り注文が優勢だった。前週末終値からの下げ幅は一時300円を超えた。

 午前終値は前週末終値比264円14銭安の2万5855円38銭。東証株価指数(TOPIX)は10.75ポイント安の1892.33。