19日の東京外国為替市場の円相場はドルに対して大幅に上昇し、1ドル=128円台前半で取引された。
午後5時現在は前日比2円07銭円高ドル安の1ドル=128円17〜19銭。ユーロは2円51銭円高ユーロ安の1ユーロ=138円52〜56銭。
18日発表の米経済指標が市場予想を下回ったことで、米景気の減速懸念が強まり、米長期金利が低下。日米金利差の縮小が意識され、円を買ってドルを売る動きが優勢だった。
市場では「日銀が金融緩和策の見直しに動くとの見方を背景に、円買いが進みやすかった」(外為ブローカー)との声が聞かれた。