20日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、前日終値を挟んで一進一退の展開となった。前日の米国市場が景気後退への懸念から下落した流れを受けた売り注文が先行したが、前日に下落した反動から買い戻す動きも見られた。
午前終値は前日終値比6円71銭高の2万6411円94銭。東証株価指数(TOPIX)は2.55ポイント高の1918.17。
19日のニューヨーク市場で、ダウ工業株30種平均は3日続落した。20日の東京市場もこの流れを引き継ぎ、半導体関連銘柄などが売られた。ただ前日に400円近く下げたため、割安感から買われ上昇に転じる場面があった。