31日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は前日終値を挟んで一進一退の展開となった。外国為替市場の円安ドル高を好感して輸出関連銘柄を中心に買われた一方、前日の米国株式市場の下落を受けて値下がりに転じる場面もあり、売買が交錯した。

 午前終値は前日終値比3円81銭安の2万7429円59銭。東証株価指数(TOPIX)は0.79ポイント高の1983.19。

 前日の米ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反落した。米連邦準備制度理事会(FRB)による連邦公開市場委員会(FOMC)開催を控え、利益を確定する売りが優勢だった。