【ニューヨーク共同】日本の自動車大手4社が1日発表した1月の米新車販売台数は計28万6246台と前年同月より3.6%減少した。トヨタ自動車が14.8%減と落ち込んだのが全体を押し下げた。3社は前年を上回り、半導体不足を背景にした新車の供給制約から回復の兆しが出てきた。
ホンダは14.3%増の8万4514台となり、ホンダによると2021年7月以来、1年半ぶりに前年を上回った。スポーツタイプ多目的車(SUV)「CR―V」のハイブリッド車(HV)の販売が好調だったのに加え、在庫不足の改善も寄与し「半導体不足は徐々に回復しつつある」(関係者)という。