2日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=128円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比1円52銭円高ドル安の1ドル=128円65〜67銭。ユーロは20銭円高ユーロ安の1ユーロ=141円43〜47銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見でインフレ鈍化について言及した。投資家からは想定よりも金融緩和的な発言と受け止められ、日米金利差が縮小するとの観測からドル売り円買いが優勢だった。
外為ブローカーは「日銀の若田部昌澄副総裁が、講演で緩和継続を主張したと伝わったことは円売り要因だった」と指摘した。