7日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。外国為替市場で円安ドル高が進み、輸出企業を中心に業績改善に寄与するとの期待から買い注文が優勢だった。ただ、前日の米国市場が下落したことが重荷となり、上げ幅は限定的。
午前終値は前日終値比60円71銭高の2万7754円36銭。東証株価指数(TOPIX)は8.82ポイント高の1988.04。
米連邦準備制度理事会(FRB)高官が前日、追加利上げ幅の拡大を検討する可能性に言及。日米の金利差を意識した円安ドル高進行を好感し、東京市場で平均株価は値上がりした。
決算発表で好調な業績が確認された銘柄に買い注文が集まった。