1日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は前日終値を挟んで一進一退の展開となった。前日の米国株式市場が下落した流れを受けた一方で、取引時間中に発表された中国の経済指標が堅調で景気回復が期待された。
午前終値は前日終値比1円35銭高の2万7446円91銭。東証株価指数(TOPIX)は1.93ポイント安の1991.35。
前日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落した。堅調な経済指標が相次ぎ、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ長期化が意識された。
1日の東京市場もこの流れから売りが先行し、平均株価の下げ幅は一時100円を超えた。