2日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は一進一退の展開となった。前日の米国株式市場でダウ工業株30種平均が上昇したことを好感し、東京市場でも買いが先行した。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ長期化への懸念から平均株価が下げに転じる場面もあった。
午前終値は前日終値比20円84銭安の2万7495円69銭。東証株価指数(TOPIX)は2.20ポイント安の1995.61。
前日の米ダウは、割安感の出た銘柄に買い注文が入り上昇。東京市場でもこの流れを引き継ぎ、割安感のある銘柄に買い注文が入った。ただ、半導体製造関連株などは売られ、平均株価の重荷となった。