セブン&アイ・ホールディングスは3日、傘下のコンビニ「セブン―イレブン」でロボットを使って商品を届ける実証実験を報道陣に公開した。都市部のオフィスビル内や病院などを想定し、本格的に導入できるかどうかを見極める。こうしたサービスを検討しながら、宅配事業の「7NOW(セブンナウ)」を2024年度に全国展開する方針だ。
ソフトバンクグループ系のアスラテックが開発したロボット「RICE」を活用する。コンビニの従業員が注文を受けてロボット内に商品を入れると、ビル内のエレベーターも使って自動で部屋の前まで運ぶ仕組みだ。
実験はセブン本社で実施し、13日からは利用できる社員を拡大する。