7日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=136円台前半で取引された。
午前10時現在は前日比42銭円安ドル高の1ドル=136円09〜10銭。ユーロは84銭円安ユーロ高の1ユーロ=145円30〜37銭。
6日の米長期金利が上昇したことを受け、日米の金利差拡大を見込んだ円売りドル買いが優勢となった。
ただ米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言や日銀の金融政策決定会合を控え、持ち高を一方に傾ける動きは限られた。市場では「日銀の黒田東彦総裁が最後の会合でサプライズ修正をするとの観測も一部であり、様子見姿勢の投資家が多い」(外為ブローカー)との声が聞かれた。