8日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸し、4営業日連続で今年の取引時間中の最高値を更新した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が前日に議会で、金融引き締め再加速を示唆したことにより外国為替市場で円安ドル高が進行。輸出関連銘柄の業績が上向くとの期待から買い優勢となった。
午前終値は前日終値比61円76銭高の2万8370円92銭。東証株価指数(TOPIX)は2.58ポイント高の2047.56。一時2050を超え、約1年4カ月ぶりの高値を付けた。
東京市場は円安ドル高を背景に、電機や自動車株などに買い注文が入った。建設や小売株の上昇も目立った。