【ワシントン共同】米労働省が10日発表した2月の雇用統計(速報、季節調整済み)によると、景気動向を敏感に示す非農業部門の就業者数は前月から31万1千人増えた。増加幅は市場予想を上回った。失業率は3.6%で前月より0.2ポイント悪化した。
米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は今月21〜22日に金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。雇用統計や来週発表予定の2月の消費者物価指数などは政策決定に大きな影響を与える。
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共同通信