米銀行で過去2番目に大きな経営破綻が起きてから最初の取引となった週明け13日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅続落した。米景気の後退懸念から売り注文が集まり、前週末終値に比べて一時500円余り下げ、取引時間中として約1週間ぶりに2万8000円を割り込むなど全面安となった。

 投資家のリスク回避姿勢が強まり、日本の長期金利は一時約3カ月ぶりの低水準に急低下。外国為替相場は早朝に一時約1カ月ぶりの円高ドル安水準を付け、大荒れの展開となった。

 午前終値は前週末終値比437円90銭安の2万7706円07銭。東証株価指数は40.98ポイント安の1990.60。