週明け13日の外国為替市場の円相場は一時、1ドル=132円台を付け、2月15日以来約1カ月ぶりの円高ドル安水準となった。米シリコンバレー銀行の経営破綻を受け、ドル売り円買いが加速した。

 東京市場は134円台半ばで取引された。午後5時現在は前週末比1円91銭円高ドル安の1ドル=134円49〜52銭。ユーロは26銭円高ユーロ安の1ユーロ=144円26〜30銭。

 その後のロンドン市場で1ドル=132円台に進んだ。

 米財務省などがシリコンバレー銀の全ての預金者を「完全に保護する」との共同声明を朝方に発表すると、一時1ドル=135円近辺まで急速にドル買い円売りが進む場面もあった。