週明け20日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。円高ドル安進行で輸出関連銘柄の業績が悪化するとの見方から売りが先行し、下げ幅は一時200円を超えた。一方、前日のスイスの金融大手UBSによるクレディ・スイス救済合併合意を受け、金融システム不安による連鎖的な景気悪化の懸念はひとまず遮断。平均株価は上げに転じる場面もあった。

 午前終値は前週末終値比227円45銭安の2万7106円34銭。東証株価指数(TOPIX)は17.55ポイント安の1941.87。

 東京市場では、円高ドル安を受けて自動車株などの売りが目立った。