週明け1日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=136円台後半で取引された。

 午前10時現在は前週末比95銭円安ドル高の1ドル=136円66〜67銭。ユーロは98銭円安ユーロ高の1ユーロ=150円37〜43銭。

 日銀の大規模な金融緩和の早期修正観測が後退し、日米金利差の拡大が意識されて円を売ってドルを買う動きが先行した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが長期化するとの見方もドル買いにつながった。

 市場では「日銀の明確な緩和維持姿勢で、円が売られやすい」(外為ブローカー)との声があった。