12日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=134円台半ばで取引された。

 午前10時現在は前日比02銭円高ドル安の1ドル=134円52〜53銭。ユーロは14銭円高ユーロ安の1ユーロ=146円90〜95銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ停止観測を背景に、日米金利差の縮小を意識したドル売り円買いが出る一方で、安くなったドルを買う動きもあった。

 市場では「米国のインフレ関連の経済指標や、FRB幹部の討論会参加を前に、様子見姿勢もある」(外為ブローカー)との声があった。