【ニューヨーク共同】12日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5日続落し、前日比8.89ドル安の3万3300.62ドルで取引を終えた。米連邦政府の債務上限を巡る問題を背景に、米景気の先行きを懸念した売りが優勢となった。

 朝方発表された米ミシガン大の5月の消費者信頼感調査で総合指数が市場予想を大きく下回り、投資家がリスク回避姿勢を強めた。ただ、前日までの下落を受けて割安感が出た銘柄に買いも入り、下値は限られた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、43.77ポイント安の1万2284.74。