【ニューヨーク共同】18日のニューヨーク外国為替市場で円が対ドルで急落し、一時1ドル=138円75銭と昨年11月下旬以来、約5カ月半ぶりの円安ドル高水準を付けた。堅調な米経済指標を背景に米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが継続するとの観測が再燃し、運用に有利なドルが買われた。

 午後5時現在は、前日比1円01銭円安ドル高の1ドル=138円66〜76銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0766〜76ドル、149円33〜43銭。

 朝方発表された米週間失業保険申請件数が市場予想を下回り、労働市場が依然として逼迫しているとの見方が強まった。