19日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が7営業日続伸した。終値は前日比234円42銭高の3万0808円35銭。1990年8月以来、約33年ぶりの水準に達し、バブル経済崩壊後の最高値を更新した。米連邦政府の債務上限問題に対する投資家の不安心理が和らぎ、買い注文が終日優勢だった。

 東証株価指数(TOPIX)は3.84ポイント高の2161.69で、約33年ぶりの水準となった。

 世界の金融市場が警戒していた米債務上限問題は、バイデン大統領と野党共和党の双方が解決に向けた意向を表明した。投資家の国際的な懸念が後退し、東京市場では朝方から買い注文が先行した。