総務省が30日発表した4月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0.2ポイント低下の2.6%だった。3カ月ぶりに改善した。

 厚生労働省が同日発表した4月の有効求人倍率(同)は、前月と同じ1.32倍で横ばいだった。原材料費や光熱費の高騰により、建設業や製造業など一部の産業で求人を控える動きが出ているとみられる。