1日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=139円台前半で取引された。

 午前10時現在は前日比57銭円高ドル安の1ドル=139円17〜20銭。ユーロは44銭円高ユーロ安の1ユーロ=148円70〜79銭。

 米長期金利の低下で日米の金利差が縮小するとの見方が広がり、円を買ってドルを売る動きが優勢となった。米国の利上げ観測が後退したことも円買いの材料となった。

 市場では「為替介入に対する警戒感から海外勢が円を売りにくくなっている」との声もあった。