1日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。米連邦政府の債務上限の効力を一時的に停止する法案が議会下院で可決され、デフォルトの危機を回避できそうだとの期待から前日終値からの上げ幅は一時290円を超え、節目となる3万1000円を回復した。ただ、その後は高値警戒感から下げに転じる場面があった。

 午前終値は前日終値比88円55銭高の3万0976円43銭。東証株価指数(TOPIX)は9.26ポイント高の2139.89。

 朝方は前日に400円余り下落したため割安感の出た銘柄を買い戻す動きが出た。取引時間中に債務上限の関連法案が可決され、幅広い銘柄が買われた。