リスクが高いとされる金融商品「仕組み債」を販売する際に十分な説明をしなかったとして、証券取引等監視委員会が千葉銀行と、傘下のちばぎん証券を行政処分するよう金融庁に勧告する方針を固めたことが8日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、ちばぎん証券が、千葉銀行から紹介を受けた顧客に仕組み債を販売していた。監視委はその際にリスクを十分に説明していなかったとみている。