中古車販売大手ビッグモーター(東京)による自動車保険の保険金不正請求問題で、鈴木俊一金融担当相は12日の閣議後記者会見で、同社と損害保険ジャパンに対する立ち入り検査を19日に始める予定だと明らかにした。不正の温床とされる両社の癒着の実態解明を本格化する。損保ジャパンの親会社SOMPOホールディングス(HD)の監督責任も追及する。

 鈴木氏は、問題が見つかれば「法令に基づいて厳正に対処する」と話した。損保ジャパンは昨年7月、不正の可能性を把握しながら自動車保険の契約が競合他社に流れることを恐れ、ビッグモーターに事故車両の修理をあっせんする取引の再開を決めた。