12日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=146円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比61銭円安ドル高の1ドル=146円80〜82銭。ユーロは47銭円安ユーロ高の1ユーロ=157円26〜30銭。

 前日の欧米株式市場の上昇に加え、12日の日経平均株価も堅調に推移した。投資家が積極姿勢を強めたため、安全資産とされる円を売り、ドルを買う動きが優勢だった。

 市場では「政府による為替介入への警戒感もあり、1ドル=147円台に近づくと、ドル売りが出る状況だ」(外為ブローカー)との声があった。