週明け13日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=151円80銭を付けた。昨年の最安値である1ドル=151円94銭が目前に迫り、これを下回れば1990年以来、約33年ぶりの円安ドル高水準となる。景気を下支えしようと金融緩和策を続ける日銀と、インフレ抑制のため政策金利を引き上げた米連邦準備制度理事会(FRB)の方向性の違いは依然大きく、日米の金利差を意識した円売りドル買いが進んだ。

 今年の最安値だった先月31日の1ドル=151円74銭を下回り、約1年1カ月ぶりの円安ドル高水準となった。市場では、低金利の円を高金利のドルに換えて運用する流れが続いている。

 午後5時現在は前週末比35銭円安ドル高の1ドル=151円73〜75銭。ユーロは83銭円安ユーロ高の1ユーロ=162円24〜28銭。

 政府・日銀による為替介入に対する警戒感も高まった。鈴木俊一財務相は13日、財務省で報道陣の取材に応じ「緊張感を持って市場を見ながら、万全の対応をしていきたい」と円安進行をけん制した。