【ニューヨーク共同】対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を開発した米新興企業のオープンAIは17日、サム・アルトマン最高経営責任者(CEO)が退任すると発表した。取締役も退く。「取締役会の検討を経た結果だ。アルトマン氏がオープンAIを率いる能力を信用できない」としており、事実上の解任とみられる。

 ミラ・ムラティ最高技術責任者(CTO)が暫定的なCEOに就き、後任の人選を進める。オープンAIはアルトマン氏が取締役会と十分なコミュニケーションを果たしておらず、取締役会の機能を妨げていると指摘した。

 アルトマン氏は自身のX(旧ツイッター)に「オープンAIで過ごした時間を愛している。それは私にとっても恐らく世界にとっても大きな変革だった」と投稿した。

 オープンAIと提携するマイクロソフトの広報担当者は「われわれは長期的なパートナーシップを結んでおり、引き続きオープンAIに関与していく」とコメントした。

 アルトマン氏は6日に行った初の開発者会議でチャットGPTの新機能を発表するなどしており、退任は突然だった。