2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)は29日、会場内に設置する木造巨大屋根「リング」について、閉幕後の活用案を公募すると発表した。整備費350億円をかけて閉幕後は解体する方針に批判が噴出したため、現地での保存も提案内容に含める。3月に公表するが、提案は万博協会が活用法を検討する際の参考扱いにとどまる。

 公募の実施要項によると、対象はリングに使うほぼ全ての木材で、柱や梁、屋根に使う杉など計約2万6千立方メートルと見込む。募集するのは現地で全部または一部を活用する案のほか、木材を会場外で再利用する案。企業や公的機関、地方自治体を対象に、2月末まで受け付ける。