9日午前の東京株式市場で日経平均株価(225種)が続伸し、一時3万7000円台を付けた。取引時間中として、バブル経済期の1990年2月以来約34年ぶりの高値を更新した。日本企業の堅調な業績や、外国為替相場の円安ドル高傾向を好感した。前日の米国株上昇も支えとなり、上げ幅は400円を超える場面があった。

 午前終値は前日終値比166円63銭高の3万7029円91銭。東証株価指数(TOPIX)は0.43ポイント安の2562.20。

 日銀の内田真一副総裁が8日、マイナス金利の解除後も「緩和的な金融環境が維持される」と発言。金融政策の正常化開始後も急ピッチな利上げは回避されるとの見方が強まり、9日の東京外国為替市場では円相場が一時1ドル=149円台まで下落した。

 前日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均が3日続伸し、連日で終値の過去最高値を更新した。

 9日の東京株式市場では、半導体関連銘柄の一角や好決算を発表した銘柄を中心に値上がりした。影響が大きいソフトバンクグループに買い注文が集中し、相場をけん引した。